八尾市・柏原市難病の会 いちょうの会主催 講演会「認知症の予防について」
本日午後1時15分から、八尾市立障碍者総合福祉センター(きずな)で
主催 八尾市・柏原市難病の会 いちょうの会
「認知症予防等について(高齢化社会の現状と課題)」の講演が行われました。
講師は、前大阪府議会議員・社会福祉士・介護福祉士 柴谷 匡哉氏 です。
講演は、世界から見た日本の高齢化へのスピード、老人ホームの実情などの話から始まりました。
物忘れと認知症の違いや認知症の種類と症状について、スライドを使い、詳しく分かりやすく説明されました。
20歳ころから脳は低下が始まり、認知症は誰でも起こりうる症状です。
認知症にかかると治ることは無いそうです。
ですが、遅らせる方法や予防方法はあります!
柴谷氏の説明される言葉一つ一つを、みなさんしっかりメモされていました。
最後に参加者の方からの質問コーナーがあり、
「認知症の方をどうやって病院に連れて行けば良いか?」ご家族の方が実際に認知症に直面しているそうです。
講演の中で、認知症の方を介護している息子さんが苦悩の末、事件となり自分の人生が崩壊した。という実際あった事件を話されました。
「認知症の方だけではなく、家族や周りの方が理解し、助け合う。認知症の方の事件や事故は年々重要な問題になっていくと思います。理解しあい思いやる環境になって欲しいです。」
柴谷氏の言葉がすごく響きました。
*この模様は4月30日(日)「音ちゃお」午後7時〜放送します。
取材担当:川口とも