09.25.火  
八尾の環境を知る講演会
本日、午前10時から八尾市立リサイクルセンター学習プラザめぐるにて「八尾の環境を知る講演会」が行われました。

今回の講演内容は
午前10時〜 ニッポンバラタナゴの保護
午前11時〜 八尾の宝 高安山の現状

まずはニッポンバラタナゴの保護についてNPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会代表の加納義彦先生にお話して頂きました。
淀川や大和川、琵琶湖など広い範囲で生息していたバラタナゴですが、近い将来絶滅の恐れがある絶滅危惧種に認定されているそうです。

今後は地元の方々が自然再生に力を入れることがバラタナゴの保護をする上で一番大切になってくるのではないかと加納先生は仰っていました。

続いて11時から、八尾の宝 高安山の現状についてNPO法人グラウンドワーク八尾 自然と緑理事長、森林インストラクターの齊藤p三さんにお話して頂きました。
高安山を含む生駒山系には、約430種の植物があるそうです。その中には「植物群落レッドデータブック」で保護対策をするよう認定された珍しいアラカシ群落があったり、針葉樹と広葉樹が共存している場所があるそうです。
日頃、なにげなく見ている自然は実はとても大切な存在なんだと齊藤さんは仰っていました。

現在「100年後の子ども達に何を残すか」美しい環境を残すために未来遺産運動という活動をされているそうです。

より多くの人に自然環境や歴史文化への関心を高めてもらい、今後も美しい自然を守るための活動が増えてくるといいですね(^-^)

取材担当:森山紗貴子


-NPOYaoITS-