平成30年度 第33回 八尾市ダイヤモンド大学(6回目) 「震災時におけるガス器具の取り扱いについて」
本日午前10時より、八尾市立くらし学習館にて本年度6回目となる「平成30年度 第33回 八尾市ダイヤモンド大学」が開講されました。
今回は講師に大阪ガス東部地区支配人の黒津歩さんを招き、「震災時におけるガス器具の取り扱いについて」というテーマでのお話でした。
大阪ガスの歴史から始まり、電力・ガスの自由化以降の現在の状況をご説明され、阪神大震災や北海道胆振東部地震でのライフラインの様子などお話頂きました。
阪神大震災以降はさらに安全性の高い機器の開発を進めており、ガス管の材質などもより安全な素材に変わっているそうです。
今年の大阪北部地震でも一部地域では安全のためガスの供給を停止されていましたが、大きな震災の時にはライフラインが切断され普段通りの生活が送れなくなる場合も。
講義の終盤ではそんな事態を想定したワークショップとして、「考える防災教室」。
ガスも電気も水も使えない状況で、どうやって料理を作るか?食器が全て割れてしまったら何を使えばいいか?暖房が使えない中で寒さをどうやって凌ぐか?
など、普段家の中にあるものでどうやって工夫していけば良いかを受講者と考えていきました。
次回のダイヤモンド大学は来年の2/16(土)。
「手づくり」ということで、NPO法人 関西消費者連合会理事の齊藤立子さんを講師に開催されます。
ブログ取材担当:畔地祐希