情報プラザやお「くらしを科学する」(2020年2月17日放送分)
毎月第3月曜日の情報プラザやおは「くらしを科学する」。
担当はアクアフレンズの美濃原弥恵さん。
今回のゲストは、近畿地方整備局大和川河川事務所の榎本博行副所長です。
榎本さんは3回目のご出演。まずは台風・洪水のお話しからはじまりました。
近年、大きな台風が多いな、という印象を持っている方もおられるでしょう。実際、第2室戸台風や伊勢湾台風による甚大な被害のでた昭和30年代にせまる状況といえるそうです。
川の増水が見込まれる際には、浸水被害を防ぐために地元の「樋門(ひもん)操作員」が活動します。支川への逆流を防ぐため出動して樋門を操作する、厳しい任務です。
また、堤防の決壊を防ぐため、警戒活動や土のうを積む「水防団」の方々も活動します。こちらも樋門操作員と同じく、雨の中、水位がさがって安全が確保されるまで活動することになる、危険で厳しいおつとめです。
普段はあまり見聞きすることのないお役目ですが、こうしてたくさんの方が地域を守って下さっているのですね。
また、もしも洪水で大和川の堤防が崩れた場合、浸水はどう広がるのかというシミュレーションについてもご説明頂きました。
いざという時に、いつ・どう逃げるかをご家族で話し合っておかなければなりませんね。
ちなみに番組内でお届けするリクエスト曲は、榎本さんの弾き語りで「川のそばで」です。
今回の「環境一口メモ」はアクアフレンズの川アさんと皆木さん。テーマは「土ごぼう」で、栄養や下処理の仕方、レシピなどご紹介して頂きました。こちらもお楽しみに。
放送番組 情報プラザやお
「くらしを科学する」
放送日時 2020年2月17日(月)正午
*再放送 同日午後7時
収録担当:松本真理