Jパックス株式会社「飛沫防止対策パーテーション及びダンボールベッドのデモンストレーション」@
本日午後1時から、八尾市立南木の本防災体育館2階体育室にて、Jパックス株式会社による「飛沫防止対策パーテーション及びダンボールベッドのデモンストレーション」が実施されました。
八尾市危機管理課と共同で、Jパックスの段ボールベッドや新たなコロナ対策のパーテーションを組み立てて避難所の一部を擬似設営し、実際に触れることで今後の課題も考えていきます。
Jパックス株式会社は八尾市太子堂に本社を構える、ダンボールケースやダンボール製品の製造販売などをされている企業です。
地域の防災訓練などに参加された時にJパックスさんのダンボールベッド、「暖段はこベッド」を組み立てたことがある方もいるのではないでしょうか?
Jパックスさんは八尾市とは「災害発生時におけるダンボール製品の調達に関する協定」を結んでおり、今回説明・指導をして頂いた代表取締役の水谷嘉浩さんは一般社団法人 避難所・避難生活学会の理事も務めています。
まずはじめに、ダンボールベッドの作成。
避難所で健康被害をもたらす雑魚寝をなくすために開発されたダンボールベッド。
最近では避難所におけるコロナ対策も話題に上がりますが、まずは避難所生活を快適にすること。そのためには生活の質を高めるダンボールベッドは必要不可欠とも言えます。
こうしたダンボール製品は日々改良されており、現在のJパックスさんの暖段はこベッドはハサミやテープが無くても手作業だけで作れるようになっています。
小さな箱を4つ組み合わせて大きな箱に入れ、それを6つ並べることでベッドが完成。
簡単な作業で大人の男性1人でも10分から15分ほどで組み立てられるようになっています。
ベッドの土台に使った小さいダンボール箱はそのまま収納スペースとしても利用可能。
強度も高く、7トンまで耐えられるそうです。
一人ひとつくらいの分担で16個組み立てて並べていき、続いて新製品の飛沫防止対策パーテーションを作っていきました。
Aに続く……
ブログ取材担当:畔地祐希